平成31年の輝かしい新年をお迎えのことと存じます。
松の内は明けましたが本年も奈良市発展の為に議会活動に邁進してまいります。
さて、年当初の元旦行事をはじめ様々な新年互礼行事に参加させて頂いておりますが、本日は林英臣政経塾の全国合同例会でした。
いまから8年前、ちょうど統一地方選挙が行われていた年に知り合いの地方議員から誘いを受け、入塾をしたのが平成23年でした。毎月のように全国の講座会場で林塾長や師範代の講義が開催されていますが、ここ6年ほど1月例会は伊勢神宮の内宮そばに位置する神宮会館で実施されています。
松下幸之助翁の第一期生の林塾長が開催する政経塾に集う塾生も今期で14期目。全国から党派を超えて数多くの地方議員をはじめとする政治家が集い、林塾長から東洋政治思想を学び、21世紀の日本の姿を真剣に語り合う姿は他の政経塾にはありません。
ちなみに2日目朝は恒例となりつつある五十鈴川での早朝の寒行。年によって深さは異なりますが、肩あたりまで浸かっての水行は身も心も痺れ、一年の志を確認するのにふさわしい行事とも言えます。
今回は2日間にわたる講義。私は翌日が議会制度に関する専門部会の打合せ、また午後から知事との街づくりに関する勉強会が入ったため1日目のみで帰らせて頂きました。
1日目の講義の中で、生前、松下翁が「君、志はもう立ったか」と当時の塾生に何回も問いかけたことが塾長は記憶に残っているとのことでした。志を立てるのは容易い、けれどもその大目標に向かって小さなことからでも一歩ずつ歩んでいるか、その行動が大切だと教えられました。当たり前のことですが継続して志に向かって行動できる人間になれるように日頃からコツコツと小さな行動の積み重ねを忘れずに今年も励みたいと思います。
奈良市議会議員 太田晃司拝