あやめ池小学校の入学式に出席してきました。
幼稚園や保育園を卒園したばかりの可愛らしい新入生のお子さんたちにはついつい微笑んでしまいます。
今年で式典は49回目、そう来年は50回目を迎えます。
半世紀ですから歴史の一区切りを感じさせられます。
私も本校卒業生の一人として懐かしく小学校歌を斉唱しました。
これまでの人生の中で小学校、中学・高校、大学、そしていまは所属の山岳会歌と徐々に「歌」の数も増えてきました。
ところで団体生活の中で国歌や校歌などを歌うことの意味とは何でしょうか?
思想・信教の自由により国歌や校歌を斉唱することに強制性はありませんが、
私は、将来を担う子どもたちが日本を自信を持って誇れる国と言えるように国歌・校歌を歌うことを推奨してほしいと考えています。
なぜならば日本が他国に比べて自信をもって伝えられることは、世界で最も連続性のある古い国であるということです。
世界の歴史地図をみれば、いかに民族の興亡による歴史年表だったかが判るでしょう。
中国はよく4000年の歴史と言われますが、数々の民族による王朝の興亡の繰り返しであり、現存の中華人民共和国は1949年に成立した国家に過ぎません。
私が通塾する林英臣先生の言葉を借りれば、日本は、神話と信仰と言語と国民が一致するタテイトの国であります。神武天皇の代より2670年以上に渡り、日本は他民族に取って代わられることもなく連続性をもって現在に至っています。
http://www.hayashi-hideomi.com/series/1582.html
自らの国を愛し、次の後世にこの国の素晴らしさを継承していくことが私たちに求められているのだと思います。