議員の仕事って何?


ここでは、SNSで紹介したショート動画の解説をさせていただきます。動画で紹介しましたように、地方自治は行政、市議会、市民と3角関係でイメージされることが多いです。

ここで権能が明確に分かれるのが市長と市議会の役割です。市長は予算執行をし、市民へ行政サービスを提供できる一方で、市議会はその予算を認めるか認めないのか、議会議決する役割を担っています。

市民から預かった大切な税金をいくら市長が執行する予算だからといって、なんでも認めてしまうことが果たして正しいのか。選挙で市民が選ぶのは市長と市議会の2つの投票用紙となります。

市長と市議会はお互いに両輪で歯車を回り、市政を前進させなければなりませんが、時には当該予算の提案に対して議会質問や市民からの意見を通して疑問が生じた場合には、予算の一部を修正(基本的には減額修正です)することを提案することもあります。

実際、私が議会活動をさせていただいているこの10年程度の間にも、何度も予算修正が議会で議決されてきました。いわば議会としての監視の機能ともいえます。

市長と市議会の関係については、なれ合いではなく緊張感をもって運営することのほうがより健全と捉える意見もあります。人口減少で税収が減る中で、市民の皆様からお預かりしている大切な税金をどのように使うのか、その使途について適切な使い方ができるよう、今後とも議会の存在意義を高めていくことが求められます。

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